FX比較
基本な不安取引東京や外債売り出し、投信設定に支えられ、年初来高値である122円台が目前に迫っている。
依然として実需やオプションがらみの売りオーダーは厚く、突破は容易ではないものの、買い目ロングに下値を切り上げ、やがては抜けてく状況が続くとみている。
中国のファイナンス引き締めや人民元の変動幅拡大という円ロング材料を消化し、日銀の利息上昇も秋以降との見方が広がるなか、円が暴騰しそうな要因は見当たらない。
122円に乗せたとしてもあわてて利食いを入れる必要もなく、じっくり構えていきたい。
「買い目ロングに買い目なし」の格言どおり、一度売ってしまうと、なかなか次が買えなくなってしまうのが今のマーケットなのである。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。